もぐさの製造に関する講演-大分医学技術専門学校様_2019年

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講演の日程は概ね3~4ヶ月前に調整が完了します。今回の大分医学技術専門学校様での講演日はR01.10.09に決まりました。講演日が決まりますと宿泊施設の確保、販売店様への連絡と仕事を進めるわけですが…。宿が無い、無くは無いがスイートなの価格!!トリニータ人気恐るべしと思い、日程の再調整を学校様へお願いしてみようと電話をしますと「今回は講師なのでこちらで手配します」と神の声。講演日の1ヶ月前にフっと思いラグビーワールドカップ公式サイトをチェック。ピンポンパンの大当たり、ウェールズ vs. フィジー戦が開催予定日でした。大分医学技術専門学校様は2年に一度、ラグビーワールドカップは4年に一度、大分スポーツ公園総合競技場の開催は一生に一度。大分の街が揺れていました。
講演当日は余裕を持っての学校様入り。島田達夫校長の仕事が一段落しお話をする時間を頂きました。大分大学医学部名誉教授の肩書もお持ちの校長先生ですがこちらが恐縮するほどのフランクなお人柄。「ウェールズ vs. フィジー戦のチケットが抽選で当たりました」と満面の笑顔で報告いただきました(羨ましい)。楽しくお話をしていますと先日(R01.10.06)に行われた第28回全日本鍼灸学会九州支部学術集会 in 大分の話題に。校長は先日の集会では顧問を務められ演者としても講演されています。講演内容は集会のテーマでもある『認知症』に関して。「今でも学生達に解剖学の講義をしているが、解剖学用語や組織学用語を忘れることはない。ただ物忘れは多い。一分以内に思い出すこともあれば、1~3時間かかることもある」と。先生曰くこれらの症状は認知症ではなく、脳の生理的老化であり、加齢による物忘れであると笑って話され、そして【子供叱るな、来た道だ!老人笑うな、行く道だ!】と力強く語られました。学術集会当日は大分医学技術専門学校の生徒の皆様も大いに学び大いに語らい、充実した学校生活を送っているという事は想像に難くありません。和やかなムードが漂う大分医学技術専門学校、学校長のお人柄なのだと思い次の講演の地へ。

私の講演報告はまた2年後に(笑)

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第53回三県合同鍼灸研修会

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鍼灸師会の集まりや医療機器メーカーのフェアーとは殊更縁の無い弊社ですが、今回は7年振りに三県合同鍼灸研修会へと参加してまいりました。取りあえず座って過ごす8時間と思っておりましたが、テーマが「お灸」という事もあり極めて興味深いお話ばかりで休日返上した甲斐が有りました。

Moxafricaの国際活動 今後の展開
Moxafrica japan 山川義人先生
Moxafricaさんのお名前は存じ上げておりました。実際に「もぐさの製造に関する講演-東京衛生学園専門学校様_2017年」のブログ記事では東京衛生学園さんが使用済みのもぐさを回収してMoxafricaの事務局へ送られている趣旨の記事を書いていますし、NHKの特集でも同団体の活動が放送されていた記憶も有りました。それでも活動内容を直接お聞きする事は今回が初めてですし、その始まりが原志免太郎先生の論文だった事は浅からぬご縁を感じました。『お灸で結核を治療する事が出来る』もぐさ屋にとっては嬉しい報告でした。

透熱灸から電子温灸器まで
明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学会教授 和辻直先生
鍼灸大学教授のお話です。鍼灸大学に入学していたらこんな感じの講義を聞いていたのかなと思いながらスライドを眺めていました。ISOの分会の動きや治療家としての心得、また灸教育の現状など多岐にわたる報告や問題提起、今後の展開など業界の末席に座る私にすら心して取り掛からねばと思うお話でした。特に電気温灸器の治療院への導入意義とその後の展開に関してはこれまたもぐさ屋にとっては嬉しい報告でした。

伝統灸実技 墨灸
(一社)滋賀県鍼灸師会会長 井手健先生
同郷の滋賀県から講師としてお招きされた井手健先生。「モンモン」と呼ばれる滋賀県に唯一残る灸法に関しての説明と実技。駒井一雄先生の業績の紹介、秘伝であるはずの「墨灸」の製法!?大公開。墨灸治療法と症例などを淡々とした口調で解説頂きました。最後は実際に小児さんへの施灸。兎に角お母さんへの問いかけが優しい。平易な言葉を選び的確に自分の意思を相手に伝える技術/話術は流石でした。手に墨灸を付けて頂くと少しピリピリと感じます。これは墨に混ぜたある薬効の影響だとか。もぐさ屋としてはもっともっと色々と質問をしたかったのですが、初対面の事ですし、でも同じ滋賀県の先生ですからまたお会いする事も有るやもしれません。疑問はその時までの楽しみとして心の中で温めておきます。

おきゅうのこぼればなし
亀屋佐京商店 松浦達修先生
まず先生じゃないしと言いたいのですが、社会のルールですのでこのままに。先生方は90分の持ち時間で講演を行うのですが、ランチョンを受け持つ私は60分と短くしかも給仕に始まり後かたずけをする時間を考慮すると時間がとても足りません。早口にならず、練り上げた構成を飛ばすことなく大きな声で面白く。初めて行う内容の講演でしたが、お世辞だとしても皆様からは高評価を賜りました。素晴らしい経験が出来ました。

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