定価(別途消費税) | 2,000円 |
内容量 | 180壮(180回分) |
JAN | 4969013220217 |
- サイズ(外装):130*131*40(mm)重さ202g
台紙付きお灸亀Qソフト特徴
もぐさ部分に知熱用のもぐさを使用しています。
熱感の持続を短くおさえ、お灸特有の心地の良さを実感できます。
お灸広重に比べ熱さは控えめです。
お灸を上手にすえるコツは、 熱さを無理に我慢しないことです。
(目安となる熱感:41℃~43℃)。
ご使用方法
こちらをご参考に下さい
お灸への適用範囲
透熱灸 | 焦灼灸 | 打膿灸 | 八分灸 | 知熱灸 |
× | × | × | × | 〇 |
隔物灸 | 台座灸 | 押灸 | あぶり灸 | 灸頭鍼 |
◎ | × | × | × | × |
お灸の適用範囲:もぐさの品質上の目安であり、当社製品内の比較です。
間接灸::温めることを目的としたお灸。
隔物灸
ニンニク、紙、生姜等の上にもぐさを置く。
台座灸
隔物灸の一種で、台座となる台紙の上でお灸をする方法です。
押灸
金属等の筒の中にもぐさを詰めて点火し、布等を隔てて皮膚に押し当てる。
あぶり灸
もぐさを容器に入れて点火し、その容器を皮膚に近づけて熱を伝える。
灸頭鍼
皮膚に鍼を刺鍼してその鍼柄に丸めた灸をつけて火をつけるお灸です。
お灸の力|お灸はナゼ風邪に効くのか
どうして風邪をひくのかな
からだは「異物」がはいってくるとからだの外へ追い出そうとします。
「異物」とは自分ではないもの、つまりウィルス、花粉、ハウスダストなど体に入ると有害なもののことです。第一防衛軍を自然免疫、第二防衛軍を獲得免疫といいます。
私たちのからだには、病気にならないための仕組みと病気と闘う仕組みが備わっています。
お灸で風邪を予防しよう
お灸を続けていると風邪をひきにくくなるらしい。
『お灸は風邪予防の効果がある』という実験データがあります。
関西鍼灸大学の教員と学生71名を「お灸をするグループ」と「お灸をしないグループ」に分け、風邪をひかなかった人の数を比べてみました。
お灸は続けないと意味がないんだね。
8週間のお灸をした後、1ヶ月間経過観察をしました。
実験結果から、お灸を続けると風邪をひく人が少なくなることがわかりました。
特に、若い人より30歳以上の人で「お灸をした人」と「しなかった人」の差が大きくなりました。年齢が上がると抵抗力は落ちていきます。
お灸は下がった抵抗力を上げてくれる働きをするようですね。
また、お灸は2ヶ月以上続けると明らかな効果があらわれてくることもわかりました。
お灸は続けたほうがいいんだね。
なぜ、風邪ひきが減ったんだろう?
もぐさ成分とからだ防衛軍の関係。
お灸を続けた人は風邪ひきが少なくなりました。どうしてでしょうか?
もぐさの有効成分は製油成分とタール成分にわけられます。
タール成分の一つ、カフェタンニンを除去したもぐさ(CT(-)もぐさ)と、通常もぐさ(CT(+)もぐさ)を使って、ラットの足三里相当部位にお灸をし、リンパ節を取り出して、もぐさの有効成分がからだ防衛軍(白血球)に与える影響を調べました。
免疫システムとからだ防衛軍。
からだ防衛軍とは白血球のことです。
白血球の働きのことを「免疫」といいます。
免疫を担当する白血球がよく働くためには、サイトカインという物質が必要です。
お灸を続けていると、サイトカインの生成または分泌が活発になります。
この実験ではお灸を続けると、マクロファージやNK細胞など、第一防衛軍が良く働くようになったことと、第二防衛軍への連絡係ヘルパーT細胞の働きが良くなっていることがわかりました。
お灸を続けると、初期段階の免疫応答の働きが良くなるから、風邪をひきにくいからだづくりに役立つんだね。