「八分灸」のすえ方を、福西佐元先生に指導いただきました。
皆様も参考にしてお灸に挑戦してください。

【すえ方】
①少量のもぐさを机の上に置き、その端に少量ずつのもぐさをくっつけてゆき、長さ5cmくらいの棒状にします。それを手のひらに置き、両手ですり合わせて直径4mm、長さ5cmくらいのひも状にします。
②右手の薬指をみずにつけ、スーッと皮膚上をぬらします。
③その上に、ひも状のもぐさを7mmくらいの大きさにちぎって置くと、もぐさは水の吸引力で皮膚上に吸着します。
④線香でもぐさに点火します。
⑤直前に線香を置き、親指と人差し指を水でぬらします。
⑥あらかじめ熱さを感じるやいなや「ハイ」と合図してもらうことにしておき、その「ハイ」で水にぬれた指で燃えているもぐさを強くつまみ消しながら皮膚から取り去ります。
⑦こまめに指をタオルで拭いてから、次に点火し上記の動作を繰り返してお灸をします。