◎土壁蔵での保管
創業以来、もぐさの保管場所として使用している蔵は年間を通じて、気温と湿度を出来る限り一定に保つために造られた、土壁つくりのもぐさ蔵です。‘夏は涼しく、冬は暖かい’古の人々の知恵によりもぐさの品質が保たれています。
商品番号 | 銘柄 | 容量(g) | 価格(別途消費税) |
2-07 | 櫻印 | 300 | 17,850円 |
2-08 | 100 | 7,000円 | |
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和紙袋サイズ
300g用/縦:435mm.横:290mm
100g用/縦:360mm.横:215mm
お灸への適用範囲
透熱灸 | 焦灼灸 | 打膿灸 | 八分灸 | 知熱灸 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
隔物灸 | 台座灸 | 押灸 | あぶり灸 | 灸頭鍼 |
× | × | × | × | × |
お灸の適用範囲:もぐさの品質上の目安であり、当社製品内の比較です。
有痕灸(ゆうこんきゅう)
直接皮膚の上にもぐさを置いてお灸をします。
直接灸とも呼ばれます。
お灸の跡を残す灸法です。
透熱灸(とうねつきゅう)
皮膚の上に直接モグサをひねったもぐさを立てて線香で火をつけて焼ききるお灸です。
もぐさの大きさは灸法によってさまざまですが米粒大(べいりゅうだい)や半米粒代(はんべいりゅうだい)が基本です。
焦灼灸(しょうしゃくきゅう)
魚の目やタコなど角質化した部位に据えます。
硬くひねったもぐさによって角質化した部位を焼き落とすお灸です。
角質化した部位にうまく当たれば熱さはあまり感じません。
打膿灸(だのうきゅう)
大豆大から指頭大のもぐさを焼ききり、その部位に膏薬を塗って故意に化膿させるお灸です。
大きな灸痕を残すため一部の灸療所でのみ行われ、家伝灸として伝えられています。
日本では痕が残る熱いお灸が工夫され、米粒程度のお灸が行われるようになりました。 ひと昔前は「点灸(てんきゅう)」と呼ばれていましたが、現在は「透熱灸(とうねつきゅう)」と呼ばれています。 (中略) それこそ、ひと昔前は日 …
無痕灸(むこんきゅう)
温かく、気持ちの良い刺激を与えるお灸です。
間接灸とも呼ばれます。
お灸の跡が残らない灸法です。
八分灸
米粒大くらいのもぐさをツボにのせ、線香などで火を点けます。
熱さを感じた瞬間にもぐさを押さえて押し消すお灸です。
知熱灸
大豆程度の大きさのもぐさを直接患部へ据え、熱さを感じたらピンセットなどでもぐさを取り除くお灸です。
隔物灸
ニンニク、紙、生姜等の上にもぐさを置く。
台座灸
隔物灸の一種で、台座となる台紙の上でお灸をする方法です。
押灸
金属等の筒の中にもぐさを詰めて点火し、布等を隔てて皮膚に押し当てる。
あぶり灸
もぐさを容器に入れて点火し、その容器を皮膚に近づけて熱を伝える。
灸頭鍼
皮膚に鍼を刺鍼してその鍼柄に丸めた灸をつけて火をつけるお灸です。