昨年の11月に弊社へお越し頂くところ、工場見学がコロナの影響で中止となった為に、
本日(R04年05月12日)、出張講演として名古屋医健スポーツ専門学校鍼灸科2年生様の授業をお手伝いに伺いました。
今回の記事は完全に個人的な備忘録となります。
工場見学と同じだけの伝達度を目指しての講演でしたが、苦戦しました。
講演内容は練習を重ね本番で経験を積んだ内容で出来たと考えていますが、如何せん教室が広かった。
大講堂なような会場を準備していただいたことも、また、実際に学会発表は大ホール(700名程収容)の演壇で話をするという経験もあり広さへの対応は大丈夫と思っていましたが、奥行きのある教室は経験がなく、ホールのようにマイクが必要ではない教室の一番後ろに座る学生さんへ声が届けられるのだろうか?
普段の授業で先生方は何に一番気を付けているのだろうか。
事前に教えを乞う事の大切さを認識しました。
教室を歩きながら学生さんの顔を確かめつつ話を進める方法も使えそうですが、学生さんとは初対面でパーソナルスペースに問題がありそうですし、歩き回ることでホワイトボードに補足を板書するタイミングも逃してしまうかもと考え、結局のところ教室の前方で怒鳴らない程度の大きな声で話をする。
その他もろもろの対応もひっくるめて通常のモードを選択するも奥行きの距離感が掴めず。
やはり話が停滞気味でした。
話自体が上滑りをすることは避けられましたが、今後の講演の大きな課題となりました。
一度しかないチャンスを掴めない。これ程に勿体無いことはありません。

ワークショップは豊富なヨモギ葉の量が皆様の向上心に火を付け、見事なもぐさ作りを完成させました。
工場そのままの「匂い」「手触り」「味」は再現できませんでしたが、ヨモギの粉は非常に苦く、服に付くと厄介だという事が体験でき、教え手としては上出来だと考えています。

名古屋医健スポーツ専門学校_202205