例年は9月頃にご希望を頂いているのですが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受けて延期。再度の日程調整を経て富士山がハッキリとクッキリと見える素晴らしいお天気の中で11月15日(月)にもぐさの製造に関する講演を行うことが出来ました。
私がお話をしたのはトータルケア鍼灸学科1年生の皆様。近年、東洋医学は病院からもその効果が認められ、健康回復、増進などに期待が高まっています。トータルケア鍼灸学科様では、治療やスポーツ・美容まで、体の健康をトータルでサポートする鍼灸師を育てることを目指しておられます。トータル学習の観点から言うと将来使う道具を知ることは我々にも学生さんにも有効的な手段だと考えます。
授業の質疑応答では、珍回答も飛び出しワイワイと楽しく行いました。ただワークショップのような人と人との距離が詰まるような作業は行いませんでした。これも経験から学びアフターコロナに向けての試行錯誤の一環だとおもいます。前を向いて前進する形を感じた訪問でした。